koko kashiko

そしてピーターパンは父になる




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女性研究者、出産、子育て

研究者になることをためらう一番大きな理由。

それはワークライフバランスが保てるか不安だから。
特に出産と子育て。

今、私は26歳です。
これから博士を取ると、取り終わるのは32歳。
それからポスドクを3年x2回やったとして、38歳。
それからassistant professor(助教授)を3年で41歳。
この時点で、ものすごーーくラッキーならテニュア(終身雇用ポジション)が取れる。

そもそもこんなにポンポンうまく行くのか、という話はおいておく。
ちゅうちゃんと一緒に暮らせるのか、という話もおいておく。

いつ子どもを産むのか。

テニュアを取ってからだと、産休や育休もある程度整っているようです。
整っていても、研究を中断することが嫌で育休は取らない人もいるみたい。

が、私の場合テニュアを待ってはいられない。
産むとしたら、その前でしょう。

大学院中か、ポスドク中か、助教授中。
どこで産んでも問題アリです。

まず、キャリアの問題。
最近の研究で、アカデミックキャリアを始めて5年以内に長い休みを取った女性研究者は
取らなかった研究者に比べてテニュアを取る確率が20ー25%くらい低い、という結果が出てます。私の場合、普通の企業で働いていた期間が3年くらいあるので、そもそもマイナススタート。これにさらに産休でネガティブファクターが加わると、テニュアを取るのは奇跡に近くなってきます。

ということで、一番ましなのは大学院中かな、と思う。
最初の2年間は授業もあるし、博士の試験もあるから大変だけど、
3年目なら少しは余裕があるかもしれない。

参考になったサイト
Graduate School with a Baby

研究が遅れて5年じゃ卒業できないかもしれないけど、やろうと思えばできそう。
というか、本当に子どもが欲しかったらここで産むしかない。3年目と、5年目とか。

ただ、そこで終わりじゃないよね。その後はテニュアトラックが待っている。
テニュアトラック(テニュアを目指している研究者・教授の卵)は超忙しくて体力的にも精神的にもキツイ。ここで実績を残さないと一生テニュアは取れないからです。朝も昼も夜も研究室。週末も研究室。その間に子育てはキツイ、というか可能なの?

参考になったサイト
Is an Academic Career Compatible with Being a Mom?
Why Graduate Students Reject the Fast Track
博士号取得後のキャリアと結婚出産。今すべきことは?

最近では、テニュアの審査を待ってくれる大学もあるみたい。だーけーどね。
そんなプレッシャーの中で子育てしたくない。家族の時間も自分の時間も欲しい。
大学院の間に子どもが出来なかったら、テニュアトラック中に産むことになる。それも嫌。

となると、非常勤でつないでいって(テニュアは狙わない)、
子どもに手がかからなくなって研究が超面白くなったらテニュア狙う、くらいがいいのかもしれない。

まぁ、3番目の日本語のサイトを読む限りこんな都合の良い話があるわけないとは思うけどさ。
でもこんな人もいたよ。文系だけど、一応ね。

ではこうすると仮定して、次はそれに伴う他の問題について考えよう。

上に出たサイトの私なりの見解をちょっと書いておく。
今全部書ききれないのでちょっとずつ後でたします。

Graduate School with a Baby
カリフォルニア大学バークリーのparents networkが作っているwebsite。

特に参考になったのは
Finish? leave? overwhelmed 6th-year PhD student w/baby
ボストン大学でneuroscience博士課程6年目で6か月の赤ちゃんがいる。週末2日は家族とすごすようにしてるけど、とにかく忙しくて精神的に余裕がない。アカデミックジョブにこだわっているわけではないけど、博士は修了したいと思っている。けど、たまに博士課程を辞めた方が幸せなんじゃないかとも思う。

という相談。

いろいろな意見があった。
今は博士を辞めて、子どもが学校に行ってから戻ってもいいんじゃない?
6年もやってきて、今、博士を辞めるのはもったいない!時間がかかってもいいから終わらせるべき。
可能なら、半年休みを取ったら?
子どもを学校のデイケアに預ければもっと子どもと過ごす時間を確保できる。
publishできなくてもいいから早くdissertationを終わらせる。アカデミックにこだわらないならその後働きながらpublishしてtenureを目指すことも可能。
論文を完成させてpublishしなさい。子どもの面倒を誰かが見てくれる環境があるなら、あなたは「無責任な母親」にはならないわ。

それから、こんなサイトもありました、ってことで。

JSTさきがけのなでしこキャンペーン
出産などで時間が必要な時は、研究を中断することができるそうです。
日本国籍なら海外の大学にいても申し込める。

学振の特別研究員 - Restart Postdoctoral Fellowship
出産や子育てでポスドクを辞めなければならなかった時、その後の研究現場復帰を助けるための助成金。

京都大学女性研究者支援センターの女性研究者体験談
学校のサイトに載っているものだから、どこまで本音が出ているのか分からないけど、
とりあえず延與佳子教授のものは読んでて笑ってしまった。
| sealのこと (seal-ish) | comments(1) |
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人事部長 (2017/06/17 1:59 PM)
職業柄、所謂ポスドクと接することが多いが、女性のポスドクほど扱いづらい人種はいない。なぜなら、残念ながら自信過剰で自己主張が強く、義務を果たさずに権利だけ主張するタイプが多いからだ。だからこそ、しなやかさと強さを兼ね備えた女性博士を見つけた場合には、誰よりも優先的に評価している。











INTRODUCTION
心配性な私と楽観的な彼の初めてのマタニティーライフ in アメリカ

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